共通テスト(公民) 過去問
令和8年度(2026年度)追・再試験
問23 (公共,倫理(第6問) 問4)
問題文
N:この間、授業でSDGsの話があったよね。( ア )ための17の目標のことだって先生が言ってた。興味をもったので、家に帰ってからインターネットで調べてみたんだ。
O:何て書いてあった?
N:SDGsは、環境問題についての話だと思い込んでいたけど、それだけじゃないんだね。尊厳が守られた平等な世界の中で、全ての人間が恐怖や暴力から自由な状態で、健康に生活できるようにすることも課題にあったよ。
O:確か、そのことには先生も触れていたよね。目指すべき世界像として、安全な飲料水や栄養のある食糧があって、衛生状態が良い世界や、ジェンダー平等が実現され、最も脆弱(ぜいじゃく)な人々のニーズが満たされる公正な世界などが挙げられているって。
N:なるほど、だからSDGsは生活全般に関わる人権問題や、a 福祉の問題にも結び付いているんだね。
O:加えて、食糧やb 教育の問題など、様々な話題にも関わっている。
N:それにしても、世界を見渡すと、目標の達成には、まだ色々な課題が残されているね。日本の場合は、c ジェンダー平等の実現が重要な課題として指摘されている。例えば、政治の面では女性の議員の比率が低いこと、経済の面では男女の賃金格差が大きいことなどが取り上げられている。
O:一般的に言って、女性の方が家事や育児、介護といったd ケアを担う時間が多いということが関係あるのかも。
下線部cに関連して、生徒Nと生徒Oは昼休みに話し合っている。次の会話文中の三つの下線で示された問題に関して、ジェンダー平等の社会的実現を目指した改善案として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
N:姉が、仕事が忙しい上に、家事も育児もほとんど一人でやっていて、本当に大変そうなんだ。母が手伝いに行くときもあるけど、母は母で忙しいから、時間のやりくりが難しそう。
O:それは大変だね。最近の男性は、家事や育児に積極的だとニュースで言っていたけど、それについてはどうなの?
N:姉の夫も、初めは家事・育児に積極的だったけど、最近、時間がうまく取れないんだって。理由を聞いてみたら、仕事量がますます増えているから、家でも仕事を進めておかないと間に合わないらしい。家のこともやりたいのにって言ってた。体を壊さないか心配。
O:仕事と家事・育児の両立をしたい人が両立できるようになるためにはどうしたら良いんだろう。個人だけで解決できる問題ではないよね。それに、ジェンダー平等の実現も考えないと、根本的な問題解決にはならない…。
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問題
共通テスト(公民)試験 令和8年度(2026年度)追・再試験 問23(公共,倫理(第6問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
N:この間、授業でSDGsの話があったよね。( ア )ための17の目標のことだって先生が言ってた。興味をもったので、家に帰ってからインターネットで調べてみたんだ。
O:何て書いてあった?
N:SDGsは、環境問題についての話だと思い込んでいたけど、それだけじゃないんだね。尊厳が守られた平等な世界の中で、全ての人間が恐怖や暴力から自由な状態で、健康に生活できるようにすることも課題にあったよ。
O:確か、そのことには先生も触れていたよね。目指すべき世界像として、安全な飲料水や栄養のある食糧があって、衛生状態が良い世界や、ジェンダー平等が実現され、最も脆弱(ぜいじゃく)な人々のニーズが満たされる公正な世界などが挙げられているって。
N:なるほど、だからSDGsは生活全般に関わる人権問題や、a 福祉の問題にも結び付いているんだね。
O:加えて、食糧やb 教育の問題など、様々な話題にも関わっている。
N:それにしても、世界を見渡すと、目標の達成には、まだ色々な課題が残されているね。日本の場合は、c ジェンダー平等の実現が重要な課題として指摘されている。例えば、政治の面では女性の議員の比率が低いこと、経済の面では男女の賃金格差が大きいことなどが取り上げられている。
O:一般的に言って、女性の方が家事や育児、介護といったd ケアを担う時間が多いということが関係あるのかも。
下線部cに関連して、生徒Nと生徒Oは昼休みに話し合っている。次の会話文中の三つの下線で示された問題に関して、ジェンダー平等の社会的実現を目指した改善案として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
N:姉が、仕事が忙しい上に、家事も育児もほとんど一人でやっていて、本当に大変そうなんだ。母が手伝いに行くときもあるけど、母は母で忙しいから、時間のやりくりが難しそう。
O:それは大変だね。最近の男性は、家事や育児に積極的だとニュースで言っていたけど、それについてはどうなの?
N:姉の夫も、初めは家事・育児に積極的だったけど、最近、時間がうまく取れないんだって。理由を聞いてみたら、仕事量がますます増えているから、家でも仕事を進めておかないと間に合わないらしい。家のこともやりたいのにって言ってた。体を壊さないか心配。
O:仕事と家事・育児の両立をしたい人が両立できるようになるためにはどうしたら良いんだろう。個人だけで解決できる問題ではないよね。それに、ジェンダー平等の実現も考えないと、根本的な問題解決にはならない…。
- 民間の家事・育児代行サービスを利用できる資金を確保することができるように、副業を推奨している会社を探し、複数の会社で働くようにする。
- 仕事や家事・育児の効率化を各自が工夫して、ワーク・ライフ・バランスの実現を目指す。
- 親族に同居してもらったり、近くに住む友人の手助けに頼ったりしながら、家事や育児の負担を減らす。
- 育児休業制度や短時間勤務制度の利用者が不利にならない労働環境を作り、制度を誰もが気軽に利用できるようにする。
正解!素晴らしいです
残念...
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