共通テスト(公民) 過去問
令和8年度(2026年度)追・再試験
問22 (公共,倫理(第6問) 問3)
問題文
N:この間、授業でSDGsの話があったよね。( ア )ための17の目標のことだって先生が言ってた。興味をもったので、家に帰ってからインターネットで調べてみたんだ。
O:何て書いてあった?
N:SDGsは、環境問題についての話だと思い込んでいたけど、それだけじゃないんだね。尊厳が守られた平等な世界の中で、全ての人間が恐怖や暴力から自由な状態で、健康に生活できるようにすることも課題にあったよ。
O:確か、そのことには先生も触れていたよね。目指すべき世界像として、安全な飲料水や栄養のある食糧があって、衛生状態が良い世界や、ジェンダー平等が実現され、最も脆弱(ぜいじゃく)な人々のニーズが満たされる公正な世界などが挙げられているって。
N:なるほど、だからSDGsは生活全般に関わる人権問題や、a 福祉の問題にも結び付いているんだね。
O:加えて、食糧やb 教育の問題など、様々な話題にも関わっている。
N:それにしても、世界を見渡すと、目標の達成には、まだ色々な課題が残されているね。日本の場合は、c ジェンダー平等の実現が重要な課題として指摘されている。例えば、政治の面では女性の議員の比率が低いこと、経済の面では男女の賃金格差が大きいことなどが取り上げられている。
O:一般的に言って、女性の方が家事や育児、介護といったd ケアを担う時間が多いということが関係あるのかも。
下線部bに関連して、教育の分野におけるSDGsの目標として、「質の高い教育をみんなに」がある。この目標に照らして見えてくる、日本の教育の課題と、考え得る解決策を述べた次のア〜ウの文章のうち、適当なものを全て選んだとき、その組合せとして正しいものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
ア 多様な児童生徒に対応する教育支援の必要性はますます増加している。この課題を解決するため、誰も排除すべきでないとする「インクルージョン」の観点から、それぞれの児童生徒のニーズに応える教育が提供できるように、教育環境を充実・整備する。
イ 外国人児童生徒に加え、日本国籍ではあるが、日本語指導を必要とする児童生徒も増加している。この課題を解決するため、多様な人々が違いを認め合う「共生」の観点から、日本語支援員を拡充しつつ、専ら日本の文化の定着が図られるように、支援する。
ウ 長時間勤務の深刻化によって、教員が必要な教育活動を行えなくなる恐れがある。この課題を解決するため、業務効率化のために多様な人材と協働する「アファーマティブ・アクション」の観点から、専門的な外部スタッフを配置し、働き方改革を推進する。
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問題
共通テスト(公民)試験 令和8年度(2026年度)追・再試験 問22(公共,倫理(第6問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
N:この間、授業でSDGsの話があったよね。( ア )ための17の目標のことだって先生が言ってた。興味をもったので、家に帰ってからインターネットで調べてみたんだ。
O:何て書いてあった?
N:SDGsは、環境問題についての話だと思い込んでいたけど、それだけじゃないんだね。尊厳が守られた平等な世界の中で、全ての人間が恐怖や暴力から自由な状態で、健康に生活できるようにすることも課題にあったよ。
O:確か、そのことには先生も触れていたよね。目指すべき世界像として、安全な飲料水や栄養のある食糧があって、衛生状態が良い世界や、ジェンダー平等が実現され、最も脆弱(ぜいじゃく)な人々のニーズが満たされる公正な世界などが挙げられているって。
N:なるほど、だからSDGsは生活全般に関わる人権問題や、a 福祉の問題にも結び付いているんだね。
O:加えて、食糧やb 教育の問題など、様々な話題にも関わっている。
N:それにしても、世界を見渡すと、目標の達成には、まだ色々な課題が残されているね。日本の場合は、c ジェンダー平等の実現が重要な課題として指摘されている。例えば、政治の面では女性の議員の比率が低いこと、経済の面では男女の賃金格差が大きいことなどが取り上げられている。
O:一般的に言って、女性の方が家事や育児、介護といったd ケアを担う時間が多いということが関係あるのかも。
下線部bに関連して、教育の分野におけるSDGsの目標として、「質の高い教育をみんなに」がある。この目標に照らして見えてくる、日本の教育の課題と、考え得る解決策を述べた次のア〜ウの文章のうち、適当なものを全て選んだとき、その組合せとして正しいものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
ア 多様な児童生徒に対応する教育支援の必要性はますます増加している。この課題を解決するため、誰も排除すべきでないとする「インクルージョン」の観点から、それぞれの児童生徒のニーズに応える教育が提供できるように、教育環境を充実・整備する。
イ 外国人児童生徒に加え、日本国籍ではあるが、日本語指導を必要とする児童生徒も増加している。この課題を解決するため、多様な人々が違いを認め合う「共生」の観点から、日本語支援員を拡充しつつ、専ら日本の文化の定着が図られるように、支援する。
ウ 長時間勤務の深刻化によって、教員が必要な教育活動を行えなくなる恐れがある。この課題を解決するため、業務効率化のために多様な人材と協働する「アファーマティブ・アクション」の観点から、専門的な外部スタッフを配置し、働き方改革を推進する。
- ア
- イ
- ウ
- アとイ
- アとウ
- イとウ
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