共通テスト(公民) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問49 (公共,政治・経済(第5問) 問3)

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問題

共通テスト(公民)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問49(公共,政治・経済(第5問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

生徒Xと生徒Yは、授業で学習した日本の人口減少について話し合っている。次の会話文を読み、後の問いに答えよ。

X:10年前の調査結果と比べて、人口減少が深刻化している地域があると、新聞で読んだよ。
Y:人口減少が進むと、地域社会のあり方にも影響が及んでくるね。具体的にはどんな問題が考えられるかな。
X:たとえば、a地方公共団体が提供する行政サービスの質や量が今後どう変化していくか、気になるね。
Y:そうだね。地域住民が減っても、行政サービスのニーズが減るとは限らないよね。bインフラの老朽化問題への対応や高齢化に伴う社会福祉サービスの拡充など、行政課題が多様化していくことが予想されるから、行政サービスのニーズはむしろ増えることもあるかもね。その一方で、人口減少に伴って経済活動が縮小すると、税の収入が減少するといわれているので、限られたc財源を、優先順位を考えて施策に割り当てていくことが重要になってくるね。
X:そうなると、d地方自治のあり方について、改めて考えてみる時期に差しかかっているのかもしれないよ。
Y:最近では、都市部の人々が、過疎地域の課題を解決するボランティア活動に参加しているというニュースをよく耳にするね。
X:そういえば、e観光でもなく移住でもない、住んでいる地域とは異なる地域にさまざまな形で継続的にかかわる「関係人口」という言葉を聞いたことがあるよ。そうした人々の力を借りて、地域を支えていくことになるかな。
Y:そうだね。これからは、人口減少に悩んでいる地域の住民や地方公共団体が、fNPOや企業、ほかの地方公共団体に住んでいる人々との協働を視野に入れることが大切になりそうだね。

下線部cに関して、日本の地方公共団体の収入に関する記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • 国が地方への国庫支出金を削減して、その削減分を国税から地方税に移譲すると、地方公共団体の自主財源が増える。
  • 国が地方への国庫支出金を削減して、その削減分を地方交付税にすると、地方公共団体の依存財源が増える。
  • 財源不足を補うために、地方公共団体が借り入れる地方債は、自主財源である。
  • 地域の実情に合った施策を行うために、地方公共団体が設ける独自課税は、依存財源である。

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