共通テスト(公民) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問41 (公共,政治・経済(第4問) 問2)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

共通テスト(公民)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問41(公共,政治・経済(第4問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

生徒Xと生徒Yは、「政治・経済」で学習した日本の経済政策について、次のメモを作成し、学習内容を振り返ることにした。これに関して、後の問いに答えよ。

Ⅰ日本における経済停滞とその対策
〇バブル経済の崩壊後、a日本経済は停滞してきた。
〇その経済状況を改善するために、政府によるb経済政策が試みられている。
〇さまざまな経済政策がとられる一方で、企業にも経営努力が求められている。
たとえば、株式会社では、c株主構成が変化する中で、コーポレート・ガバナンスの強化などの改革が求められている。

Ⅱ日本における経済政策の実施過程
〇内閣は、経済政策の基本的な方針を決定する。その方針を実施するために法律が必要であれば、法律案を作成してd国会に提出する。
〇国会は、提出された法律案について審議し、法律を制定する。法律では基本的な枠組みを定めて、詳細は政令や省令に委(ゆだ)ねる委任立法も多い。
〇裁判所は、経済政策を実施する法律がe経済的自由を侵害していないかどうかについて、f違憲審査を行うことがある。

下線部bに関連して、生徒Xと生徒Yは、1990年代以降の日本において実施された二つの経済政策の特徴を次のカードにまとめ、話し合っている。後の会話文中の( ア )・( イ )に入る語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

日本版金融ビッグバン:フリー、フェア、グローバルという三つの改革原則に基づき、日本の金融市場の活性化が図られた。
アベノミクス:大胆な金融緩和、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略を「三本の矢」として、日本経済の活性化が図られた。

X:日本版金融ビッグバンでは、三つの改革原則に基づいて金融市場の規制緩和が進められたけれど、この政策は、日本経済にどのような影響を及ぼしたのかな。
Y:たとえば、独占禁止法で禁止されていた( ア )が解禁されたこともあって、金融機関などの再編が進んだことがあげられるよ。
X:アベノミクスは、金融政策によって、どのように日本経済を活性化しようとしたのかな。
Y:アベノミクスには、大胆な金融緩和によって( イ )からの脱却を図ることで日本経済を活性化させるというねらいがあったんだよ。
X:そうなんだね。そのねらいが実現されたか、さらに調べてみようよ。
  • ア:持株会社  イ:デフレーション
  • ア:持株会社  イ:スタグフレーション
  • ア:合同会社  イ:デフレーション
  • ア:合同会社  イ:スタグフレーション

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

日本版金融ビッグバンは1996年、アベノミクスは2012年に開始されました。

 

ア:持株会社
他の会社を傘下に入れることを目的として、その株式を保有する会社のことです。
特定の企業グループによる市場支配を防ぐため、独占禁止法により禁止されていました。


✕合同会社
出資者と経営者が同一の持分会社のことです。
2006年の会社法改正で導入されたものであり、 1996年の日本版金融ビッグバンとは無関係です。

 

イ:デフレーション
不況などにより、世の中のモノやサービスの価格が継続的に下落することです。
アベノミクスはデフレ脱却のために行われました。

 

✕スタグフレーション
不況と物価の継続的な上昇が同時に起きることです。

参考になった数0