共通テスト(公民) 過去問
令和8年度(2026年度)本試験
問37 (公共,政治・経済(第3問) 問4)

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問題

共通テスト(公民)試験 令和8年度(2026年度)本試験 問37(公共,政治・経済(第3問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

「政治・経済」の授業でグローバル化する国際社会の課題について発表することになった生徒Xと生徒Yは、国際協調と多国間での取組みという観点から、経済と政治の分野について調べ、次のメモを作成した。これに関して、後の問いに答えよ。

グローバル化する国際社会の課題
〇国家間の相互依存が高まっている
〇その一方で、多国間での取組みを通じた国際協調が揺らいでいる
〇なぜ揺らいでいるのか?なぜ協調が必要なのか?
◇各国のa貿易政策の対立と協調
・主要国間で顕著になってきた貿易をめぐる対立
・世界全体での貿易協定と特定国家間での貿易協定の違い
・貿易に関するルール、とくにb最恵国待遇の原則を再確認する必要
新たな動向:cサービス貿易の拡大と課題
◇紛争解決における国際法の役割に対する懸念
・基本原則である紛争の平和的解決義務と武力行使禁止原則の重大な違反
・d国際連合(国連)の下での紛争解決制度の機能不全
・他方で、さまざまなe多国間条約の下で紛争解決や履行確保のための制度が整備され展開
新たな動向:武力紛争に対して国際裁判所が積極的に関与する傾向

授業での発表に向けて
◇サービス貿易の拡大がもたらしている課題への対策を調べる
◇f国際紛争の具体例を検討し、国際裁判所の役割について考える
以上の検討を踏まえ、国際協調や多国間での取組みの重要性について考察を加える

下線部dについて、国連機関の仕組みと活動に関する記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • 安全保障理事会(安保理)は、常任理事国5か国と非常任理事国10か国で構成され、非常任理事国は経済社会理事会が選挙する。
  • 人権理事会は、安保理とならぶ国連の主要機関として位置づけられ、各国の人権状況の改善に取り組んでいる。
  • 国際司法裁判所(ICJ)は、同裁判所の裁判を行う権限に対して、紛争当事国双方による同意があると認められる場合に、裁判を行うことができる。
  • 国連事務局は、安保理とならぶ国連の主要機関として位置づけられ、その長たる事務総長は、総会の勧告に基づいて安保理が任命する。

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この過去問の解説 (1件)

01

国際連合は、世界の平和と安全を守ることなどを目的として作られた機関です。
主要機関は、
総会
安全保障理事会
経済社会理事会
信託統治理事会
国際司法裁判所
事務局
の6つです。

選択肢1. 安全保障理事会(安保理)は、常任理事国5か国と非常任理事国10か国で構成され、非常任理事国は経済社会理事会が選挙する。

✕
安全保障理事会は、国際の平和と安全を守るための機関です。
経済社会理事会は、非政治的な国際問題を扱う機関です。
安全保障理事会の非常任理事国は、経済社会理事会ではなく総会が選出します。

選択肢2. 人権理事会は、安保理とならぶ国連の主要機関として位置づけられ、各国の人権状況の改善に取り組んでいる。

✕
人権理事会は、人権と基本的自由の促進・擁護のための機関です。
国連の主要機関ではありません。

選択肢3. 国際司法裁判所(ICJ)は、同裁判所の裁判を行う権限に対して、紛争当事国双方による同意があると認められる場合に、裁判を行うことができる。

○
国際司法裁判所は、国際紛争の平和的解決を目的とした機関です。
裁判を行うためには、原則として紛争当事国双方による同意が必要です。

選択肢4. 国連事務局は、安保理とならぶ国連の主要機関として位置づけられ、その長たる事務総長は、総会の勧告に基づいて安保理が任命する。

✕
事務総長は、安保理の勧告に基づいて総会が任命します。

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