共通テスト(公民) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問70 (<旧課程>政治・経済(第1問) 問6)

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問題

共通テスト(公民)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問70(<旧課程>政治・経済(第1問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

生徒Xと生徒Yが読んだ月刊誌の表紙図内の下線部fについて、生徒Xは、地方財政における福祉関係の支出に関心をもち、次の図1と図2を作成した。図1・図2は、都道府県と市町村の民生費の歳出について、2000年度と2019年度とを比較したものである。民生費とは、地方財政における福祉関係の経費のことである。図1・図2から読みとれる内容として誤っているものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • 都道府県の民生費について、2019年度の社会福祉費と老人福祉費の金額はいずれも2000年度の2倍以上に増加している。児童福祉費の金額も増加しているが、構成比は下がっている。
  • 市町村の民生費について、2019年度の児童福祉費の金額は2000年度の2倍以上に増加している。社会福祉費、老人福祉費、生活保護費の金額も増加しているが、構成比はいずれも下がっている。
  • 2019年度の民生費について、都道府県では老人福祉費の構成比が最も高く、次いで社会福祉費、児童福祉費の順となっている。市町村では児童福祉費の構成比が最も高く、次いで社会福祉費、老人福祉費の順となっている。
  • 2019年度の民生費について、市町村の総額は都道府県の総額の2倍以上となっている。社会福祉費、老人福祉費、児童福祉費、生活保護費のいずれに関しても、市町村の金額は都道府県の金額の2倍以上となっている。

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この過去問の解説 (3件)

01

「2倍以上」という条件と、「金額」と「構成比」の違いに注意して読み取りましょう。

では、問題を見てみましょう。

選択肢1. 都道府県の民生費について、2019年度の社会福祉費と老人福祉費の金額はいずれも2000年度の2倍以上に増加している。児童福祉費の金額も増加しているが、構成比は下がっている。

図から、都道府県の社会福祉費と老人福祉費はいずれも2000年度比2倍以上に増加しています。

児童福祉費は金額は増加しているものの、構成比(割合)は下がっています。

そのため、この記述は正しいです。

選択肢2. 市町村の民生費について、2019年度の児童福祉費の金額は2000年度の2倍以上に増加している。社会福祉費、老人福祉費、生活保護費の金額も増加しているが、構成比はいずれも下がっている。

図から、市町村の児童福祉費は2000年度比2倍以上に増加しています。

社会福祉費・老人福祉費・生活保護費も金額は増加しているが、構成比は下がっています。

そのため、この記述は正しいです。

選択肢3. 2019年度の民生費について、都道府県では老人福祉費の構成比が最も高く、次いで社会福祉費、児童福祉費の順となっている。市町村では児童福祉費の構成比が最も高く、次いで社会福祉費、老人福祉費の順となっている。

都道府県では老人福祉費が最も高く、次いで社会福祉費、児童福祉費という順になっています。

市町村では児童福祉費が最も高く、次いで社会福祉費、老人福祉費の順です。

そのため、この記述は正しいです。

選択肢4. 2019年度の民生費について、市町村の総額は都道府県の総額の2倍以上となっている。社会福祉費、老人福祉費、児童福祉費、生活保護費のいずれに関しても、市町村の金額は都道府県の金額の2倍以上となっている。

市町村の総額が都道府県の2倍以上であることは正しいです。

ただし、生活保護費については市町村の金額が都道府県の2倍以上にはなっておらず、この部分が誤りです。

そのため、この記述は誤りであり、回答として正解です。

まとめ

・「金額」と「構成比(割合)」を区別して確認しましょう

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02

資料の読み取り問題です。
誤っている選択肢を選ぶことに注意しましょう。

また、「民生費とは、地方財政における福祉関係の経費のことである」という情報も見逃さないようにしましょう。

選択肢1. 都道府県の民生費について、2019年度の社会福祉費と老人福祉費の金額はいずれも2000年度の2倍以上に増加している。児童福祉費の金額も増加しているが、構成比は下がっている。

正しい文章です。

選択肢2. 市町村の民生費について、2019年度の児童福祉費の金額は2000年度の2倍以上に増加している。社会福祉費、老人福祉費、生活保護費の金額も増加しているが、構成比はいずれも下がっている。

正しい文章です。

選択肢3. 2019年度の民生費について、都道府県では老人福祉費の構成比が最も高く、次いで社会福祉費、児童福祉費の順となっている。市町村では児童福祉費の構成比が最も高く、次いで社会福祉費、老人福祉費の順となっている。

正しい文章です。

選択肢4. 2019年度の民生費について、市町村の総額は都道府県の総額の2倍以上となっている。社会福祉費、老人福祉費、児童福祉費、生活保護費のいずれに関しても、市町村の金額は都道府県の金額の2倍以上となっている。

誤文です。

2文目が正しくありません。市町村の老人福祉費は都道府県の2倍を超えていません。

よってこれが答えの選択肢になります。

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03

表を見ながら適切でない選択肢を選びます。

選択肢1. 都道府県の民生費について、2019年度の社会福祉費と老人福祉費の金額はいずれも2000年度の2倍以上に増加している。児童福祉費の金額も増加しているが、構成比は下がっている。

適切な選択肢ではありません。

選択肢2. 市町村の民生費について、2019年度の児童福祉費の金額は2000年度の2倍以上に増加している。社会福祉費、老人福祉費、生活保護費の金額も増加しているが、構成比はいずれも下がっている。

適切な選択肢ではありません。

選択肢3. 2019年度の民生費について、都道府県では老人福祉費の構成比が最も高く、次いで社会福祉費、児童福祉費の順となっている。市町村では児童福祉費の構成比が最も高く、次いで社会福祉費、老人福祉費の順となっている。

適切な選択肢ではありません。

選択肢4. 2019年度の民生費について、市町村の総額は都道府県の総額の2倍以上となっている。社会福祉費、老人福祉費、児童福祉費、生活保護費のいずれに関しても、市町村の金額は都道府県の金額の2倍以上となっている。

適切です。誤り。老人福祉費は「都道府県」が3兆3290億円に対し,「市町村」が3兆9620億円であり,「市町村」は「都道府県」の2倍未満である。

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