大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和6年度(2024年度)追・再試験
問69 (<旧課程>政治・経済(第1問) 問5)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和6年度(2024年度)追・再試験 問69(<旧課程>政治・経済(第1問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次に示した図は、生徒Xと生徒Yが読んだ月刊誌の表紙である。

図内下線部eに関心をもった生徒Xと生徒Yは、さまざまな条約にかかわるNGOの活動を調べ、次のメモにまとめた。後の記述ア〜ウのうち、メモから読みとれるNGOの役割に関する記述として正しいものはどれか。当てはまるものをすべて選び、その組合せとして最も適当なものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。

現代では、グローバル化の進展に伴って、国家以外の主体が国際政治に大きな影響を与えている。かつては国家のみが関与していた条約の成立や条約内容の実現においても、NGOが重要な役割を果たしていることが指摘されている。
まず、条約の成立については、対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)についてNGOが果たした役割が重要である。費用対効果が高く、国防上不可欠の兵器と考える国が多い中、NGOが人道上の見地から対人地雷の廃止を訴えた。これを受けて、対人地雷全廃を規定した同条約が採択されている。また、地球温暖化防止をめざす気候変動枠組み条約で、NGOが果たした役割も重要である。この条約では、条約作成会議にオブザーバーとしての参加を認められたNGOが、自身の発行するニュースレターを通じて交渉の経緯や進捗(しんちょく)状況を報告するといった活動も行っている。
さらに、条約内容の実現については、自由権規約(B規約)との関係でNGOが果たしている役割が重要である。本条約の締約国による規約の遵守を促すため、NGOが、日頃の草の根活動で得られた知見に基づいて、遵守状況について問題点を指摘する報告書を国連の委員会に提出している。

ア  条約の交渉過程について、国際社会に対する透明性を確保する。
イ  条約を遵守していない国に対して、是正措置を命令する。
ウ  国際社会が取り組むべき課題を示し、条約の成立を後押しする。
問題文の画像
  • アとイ
  • アとウ
  • イとウ
  • アとイとウ

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この過去問の解説 (2件)

01

NGOに関する国語問題です。

 

この問題はディスコースマーカーが明確で、メモのどこを読めばよいか分かりやすくので、そうした効率的な読み方をしていきましょう。

 

第1段落はほぼ無視できます。

第2段落は「まず、」以降に一要素、「また、」以降にもう一要素あります。

第3段落に最後の要素があります。

これらの各要素とア、イ、ウの文章を照らし合わせて正誤を判断します。

選択肢1. ア

不適です。

選択肢2. イ

不適です。

選択肢3. ウ

不適です。

選択肢4. アとイ

不適です。

選択肢5. アとウ

「NGOが人道上の見地から対人地雷の廃止を訴えた。これを受けて、対人地雷全廃を規定した同条約が採択されている。」
よって、ウが正文だとわかります。

 

「NGOが、自身の発行するニュースレターを通じて交渉の経緯や進捗(しんちょく)状況を報告するといった活動も行っている。」
よって、アが正文だとわかります。

 

「規約の遵守を促すため」「遵守状況について問題点を指摘する報告書を国連の委員会に提出している。」

という程度に留まり、NGOが「是正措置を命令する」とは書いていません。

よって、イは誤文です。

選択肢6. イとウ

不適です。

選択肢7. アとイとウ

不適です。

まとめ

国語問題は国語の読み方をすると早く解けます。

参考になった数1

02

NGOの働きと条約についての設問です。文章をヒントに解答を導きましょう。

選択肢1. ア

適切な選択肢ではありません。

選択肢2. イ

適切な選択肢ではありません。

選択肢3. ウ

適切な選択肢ではありません。

選択肢4. アとイ

適切な選択肢ではありません。

選択肢5. アとウ

適切な選択肢です。イ誤り。条約を締結していない国に対して拘束することはできません。

選択肢6. イとウ

適切な選択肢ではありません。

選択肢7. アとイとウ

適切な選択肢ではありません。

参考になった数0