大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問10 (公共,倫理(第4問) 問1)
問題文
C:今日、倫理の授業で、(a)清き明き心や禊・祓いが話に出てきたでしょ。ちょうどこの前、いとこが厄年だから、神社でお祓いを受けてきたって言ってたんだ。
D:へー。「穢れがとれて、きれいさっぱり!」ってなるのかな。日本人はきれい好きだって、よく言われるもんね。
C:きれい好きといえば、少年野球でピッチャーやってたとき、四番バッターとの対決を避けて敬遠したら、敵チームから「きたないぞ」って言われて、ムッときたことを思い出したよ。「ルール違反しているわけじゃないのに、何言ってんの?」って。
D:確かに、行為についてもそうだし、人についても、「いい」「悪い」じゃなくて、「きれい」「きたない」で評価することも多いかも。
C:「結果はともかく、一生懸命やりなさい」みたいに、(b)純粋な心で、全力で事に当たることばっかりを大事にするみたいなところもあるよね。
D:「一生懸命」って、もともとは、(c)武士が命を懸けて先祖代々の領地を守ろうとしたっていう「一所懸命」が変化してできた言葉らしいよね。
C:いずれにしても、(d)一つのことにまっすぐ、っていうことかな。
D:それとちょっと似たような発想だと思うんだけど、我が家ではずっと、「自分の気持ちに素直に生きなさい」って言われてきたよ。
C:だけど、(e)自分の気持ちに素直に生きているからって、好き勝手をしたり、人に迷惑をかけたりしてもいいってなっちゃったら、それは違うんじゃない?
D:でも、まっすぐで深い思いとか純粋な心とかって、やっぱり魅力的に感じるんだよね。「ルールを守ってさえいればいいでしょ」っていうのは、なんか冷たいような気もして。
C:そういう感覚、自分にも確かにあるなぁ。どっちがいいとも言い切れないよね。
下線部(a)に関して、清き明き心や禊・祓いに関する記述として適当でないものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(公民)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問10(公共,倫理(第4問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
C:今日、倫理の授業で、(a)清き明き心や禊・祓いが話に出てきたでしょ。ちょうどこの前、いとこが厄年だから、神社でお祓いを受けてきたって言ってたんだ。
D:へー。「穢れがとれて、きれいさっぱり!」ってなるのかな。日本人はきれい好きだって、よく言われるもんね。
C:きれい好きといえば、少年野球でピッチャーやってたとき、四番バッターとの対決を避けて敬遠したら、敵チームから「きたないぞ」って言われて、ムッときたことを思い出したよ。「ルール違反しているわけじゃないのに、何言ってんの?」って。
D:確かに、行為についてもそうだし、人についても、「いい」「悪い」じゃなくて、「きれい」「きたない」で評価することも多いかも。
C:「結果はともかく、一生懸命やりなさい」みたいに、(b)純粋な心で、全力で事に当たることばっかりを大事にするみたいなところもあるよね。
D:「一生懸命」って、もともとは、(c)武士が命を懸けて先祖代々の領地を守ろうとしたっていう「一所懸命」が変化してできた言葉らしいよね。
C:いずれにしても、(d)一つのことにまっすぐ、っていうことかな。
D:それとちょっと似たような発想だと思うんだけど、我が家ではずっと、「自分の気持ちに素直に生きなさい」って言われてきたよ。
C:だけど、(e)自分の気持ちに素直に生きているからって、好き勝手をしたり、人に迷惑をかけたりしてもいいってなっちゃったら、それは違うんじゃない?
D:でも、まっすぐで深い思いとか純粋な心とかって、やっぱり魅力的に感じるんだよね。「ルールを守ってさえいればいいでしょ」っていうのは、なんか冷たいような気もして。
C:そういう感覚、自分にも確かにあるなぁ。どっちがいいとも言い切れないよね。
下線部(a)に関して、清き明き心や禊・祓いに関する記述として適当でないものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 清き明き心の「明」とは、沈んで暗くなりがちな人々の心を外から明るく照らし出すという、スサノヲが備えているようなはたらきを表している。
- 『万葉集』では、清らかな自然をたたえる歌が数多く詠まれ、自然の中の清浄さは、清き明き心の範としても捉えられてきた。
- 記紀神話によると、黄泉国から逃げ帰ったイザナキ(イザナギ)は、黄泉国でついた穢れを取り去るために禊を行った。
- 農耕や祭祀を妨げるなどの罪も、自然災害や病気などと並び、祓いの対象とされてきた。
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この過去問の解説 (2件)
01
清き明き心や禊や祓いに関する問いです。
適切な選択肢です。
清き明き心は偽りのない明き心を指します。スサノヲは暴君でしたので、
とてもそのようなはたらきを表していません。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢ではありません。
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02
清き明き心とは、曇りなく邪念のない、自然と調和したきれいな心のことです。
禊・祓いとは、心身の穢れや罪、災いを取り除き、心身を清浄な状態に保つことです。
適当でないものです。
清き明き心の「明」とは、
沈んで暗くなりがちな人々の心を外から明るく照らし出すという、
アマテラスが備えているようなはたらきを表しています。
※スサノヲは、海や嵐などを司る荒ぶる自然神と呼ばれており、
清き明き心の「明」のようなはたらきはありません。
適当です。
万葉集は、日本に現存する最古の和歌集です。
自然の景観や季節、植物など、清らかな自然をたたえる歌が数多く詠まれています。
適当です。
記紀神話は、古事記と日本書紀に記された日本最古の神話です。
イザナキ(イザナギ)は、死んでしまった妻イザナミを迎えに黄泉国へ行きましたが、
変わり果てたイザナミの姿を目撃して逃げ帰りました。
そして、黄泉国でついた穢れを取り去るために、水辺で身を清め禊を行いました。
適当です。
祓いの対象とされてきたものとして、自然災害や病気など身に降りかかる悪い出来事、
人が犯した罪、心身の穢れ、厄年、新しく購入した家や土地などがあります。
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