大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問35 (公共,政治・経済(第3問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問35(公共,政治・経済(第3問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

生徒Xと生徒Yは、進路を念頭において、自身の将来や地域社会の課題について考えている。これに関して、次の問いに答えよ。

地域の利害と国政選挙との関係に関心をもった生徒Xと生徒Yは、日本の国政選挙について調べる中で合区に関する全国知事会の2022年の決議をみつけ、その内容を踏まえて次のメモを作成した。後の会話文中の空欄( ア )に当てはまる語句と空欄( イ )に当てはまる記述の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

1.合区選挙(2016年から2022年までの間に3回実施)
・鳥取県と島根県、徳島県と高知県でそれぞれ1選挙区とする合区。

2.全国知事会の指摘する合区選挙の弊害
・合区した県における投票率が低下する。地方の人口減少が進めば、合区対象となる県が全国に広がり、人口の少ない地方に議員定数が十分に割かれなくなり、地方の実情を国政へ反映することが困難になる。

X:合区については、「政治・経済」の授業でも学んだな。( ア )の選挙制度で採用されたんだよね。全国知事会は合区による弊害を主張しているね。
Y:選挙制度に関しての授業で学習したことを踏まえると、私は( イ )ために合区を進めるべきだと思うな。だけど、このメモでは、( イ )ための施策によって、人口の少ない地域の有権者の投票行動や利害に影響があると指摘されていることがわかるね。Xさんはどう思う?
X:Yさんの考え方もわかるけど、合区が増えてくると、地方の意見が国政に届きづらくなるおそれがあるんじゃないかな。もっと調べてみようか。
  • ア:衆議院  イ:投票価値の平等を実現する
  • ア:衆議院  イ:道州制の導入を推進する
  • ア:参議院  イ:投票価値の平等を実現する
  • ア:参議院  イ:道州制の導入を推進する

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