大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和7年度(2025年度)本試験
問33 (公共,政治・経済(第2問) 問4)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和7年度(2025年度)本試験 問33(公共,政治・経済(第2問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

「公共」の授業のまとめとして、生徒Aの班は、「現実社会の諸課題の解決に向けて、人と人とが対話や議論をする公共空間を持続的に形成するには、どのようなことを考えるべきか」という課題を設定し、探究活動を行った。次の問いに答えよ。

生徒Aの班はこれまでの探究活動の成果を踏まえ、公共空間の持続的形成について、対面と非対面という点に着目して構想メモを作成した。次の構想メモ中の下線部(a)~(c)の記述と、それぞれに該当する後の事例ア~ウとの組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

構想メモ
新型コロナウイルス感染拡大期に、ICT(情報通信技術)が本格的に活用され始めた。例えば(a)別々の場所にいる人たちが、ICTを使うことで、対面の場に集まることなく、対話や議論に参加できるようになった。これは「非対面的関わりのみのタイプ」である。
また、(b)今まで対面の場に参加できなかった人が、ICTを使って、対面の場に非対面で参加できるようにもなった。これは「対面的関わりに非対面的関わりが加わっているタイプ」である。
「対面的関わりのみのタイプ」については、例えば(c)その場にいる人たちが互いに気楽に質問したり、知識や技能を相手の反応を確認しながらていねいに伝えたりすることがしやすい。
非対面的関わりと対面的関わりとのバランスをどのようにとるかが、公共空間の持続的形成にとって課題になってくるだろう。

ア  これまで対面で実施されていた会議が、事情でオンライン会議に変更されたので、すべての参加者はインターネットで会議に出席した。
イ  料理教室に講師と生徒が集まり、生徒は講師から受けた指導に基づいて料理を作り、その場で講師に味見をしてもらい講評を受けた。
ウ  身体的な事情のため外出できなかった人が、地元の公民館に集まった人々が行っている対話集会に、インターネットで参加した。
  • (a) ― ア  (b) ― イ  (c) ― ウ
  • (a) ― ア  (b) ― ウ  (c) ― イ
  • (a) ― イ  (b) ― ア  (c) ― ウ
  • (a) ― イ  (b) ― ウ  (c) ― ア
  • (a) ― ウ  (b) ― ア  (c) ― イ
  • (a) ― ウ  (b) ― イ  (c) ― ア

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