共通テスト(公民) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問82 (<旧課程>政治・経済(第3問) 問3)
問題文
2022年度夏季・共通大学法学部オープンキャンパス案内
Ⅰ スケジュール
9:40~10:00 学部長挨拶
10:10~11:00 模擬授業1
11:10~12:00 模擬授業2
Ⅱ 模擬授業概要
1.模擬授業1:J教授
戦争と平和
・a核兵器による世界的危機について考える。
・b今日でも継続する紛争を知る。
・c戦争の違法化の試みについて考える。
・d現在の日本の安全保障に関する法制度について考える。
2.模擬授業2:K准教授
日本の議会制民主主義
・e日本の統治機構について整理しよう。
・f有権者の役割について考えてみよう。
・g世論の役割について考えてみよう。
・h二院制の意義について考えてみよう。
生徒Xと生徒Yは、模擬授業1で扱われた下線部cについて話し合っている。次の会話文中の空欄ア・イに当てはまる語句の組合せとして最も適当なものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。
X:国際連盟は紛争の平和的解決と( ア )の一環としての制裁とを通じて国際社会の平和と安全を保障しようとしたよね。国際連盟規約において戦争に課された制約は限定的で、戦争の違法化を進める動きが生じたんだ。
Y:それを進めた国際規範に、( イ )があるよね。これは、国際関係において国家の政策の手段としての戦争を放棄することを目的としたものだよ。しかし、第二次世界大戦の勃発(ぼっぱつ)を抑止できなかったよね。
X:その後、国際連合憲章では、国際関係において武力による威嚇(いかく)または武力の行使を禁止しているんだよ。これによって、( イ )に比べて制度上禁止される国家の行為は拡大したんだ。21世紀になっても武力紛争はなくなっていないので、武力による威嚇や武力の行使の違法化をもっと実効性のあるものにすべきではないのかな。
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問題
共通テスト(公民)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問82(<旧課程>政治・経済(第3問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
2022年度夏季・共通大学法学部オープンキャンパス案内
Ⅰ スケジュール
9:40~10:00 学部長挨拶
10:10~11:00 模擬授業1
11:10~12:00 模擬授業2
Ⅱ 模擬授業概要
1.模擬授業1:J教授
戦争と平和
・a核兵器による世界的危機について考える。
・b今日でも継続する紛争を知る。
・c戦争の違法化の試みについて考える。
・d現在の日本の安全保障に関する法制度について考える。
2.模擬授業2:K准教授
日本の議会制民主主義
・e日本の統治機構について整理しよう。
・f有権者の役割について考えてみよう。
・g世論の役割について考えてみよう。
・h二院制の意義について考えてみよう。
生徒Xと生徒Yは、模擬授業1で扱われた下線部cについて話し合っている。次の会話文中の空欄ア・イに当てはまる語句の組合せとして最も適当なものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。
X:国際連盟は紛争の平和的解決と( ア )の一環としての制裁とを通じて国際社会の平和と安全を保障しようとしたよね。国際連盟規約において戦争に課された制約は限定的で、戦争の違法化を進める動きが生じたんだ。
Y:それを進めた国際規範に、( イ )があるよね。これは、国際関係において国家の政策の手段としての戦争を放棄することを目的としたものだよ。しかし、第二次世界大戦の勃発(ぼっぱつ)を抑止できなかったよね。
X:その後、国際連合憲章では、国際関係において武力による威嚇(いかく)または武力の行使を禁止しているんだよ。これによって、( イ )に比べて制度上禁止される国家の行為は拡大したんだ。21世紀になっても武力紛争はなくなっていないので、武力による威嚇や武力の行使の違法化をもっと実効性のあるものにすべきではないのかな。
- ア:勢力均衡 イ:不戦条約
- ア:勢力均衡 イ:国際人道法
- ア:集団安全保障 イ:不戦条約
- ア:集団安全保障 イ:国際人道法
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この過去問の解説 (3件)
01
アは集団安全保障が当てはまります。
1919年に発足した国際連盟は侵略国に対し、経済制裁などを加盟国が行う集団安全保障の仕組みを備えましたが、アメリカが加盟せず、軍事的な強制力を保持しなかったため、限界があったとされています。
勢力均衡とは、各国が軍事力のバランスによって特定国の強大化を防ごうとの考え方です。
第一次世界大戦前のヨーロッパや、三国同盟(ドイツ・オーストリア・イタリア)と三国協商(イギリス・フランス・ロシア)の対立などが例に挙がります。
イには、不戦条約が当てはまります。
アメリカの国務長官ケロッグとフランスの外相ブリアンが提唱し、1928年に締結されました。
ところが、制裁規定がないことや自衛戦争の範囲があいまいだったことなどから、うまく機能しませんでした。
国際人道法は、戦争法とも呼ばれ、ジュネーブ諸条約を主な根拠に民間人を意図的に攻撃してはならないことや無差別攻撃の禁止といった戦争・武力紛争の際、被害をできるだけ抑えようとするルールのことです。
不適当です。
不適当です。
正答です。
不適当です。
戦争に関するルールの変遷について確認しておくと良いでしょう。
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02
正解は「ア:集団安全保障 イ:不戦条約」です。
以下、解説になります。
この肢は誤りです。
アについて、国際連盟等は、他国に侵略した国をこれらの組織に加盟している国が制裁するという集団安全保障を規定しています。
アについて、国際連盟等は、他国に侵略した国をこれらの組織に加盟している国が制裁するという集団安全保障を規定しています。
イについて、パリ条約では、国際紛争の解決を目的とした戦争を禁止しています。
そのため、すべて誤りです。
正解は、この肢です。
アについて、国際連盟等は、他国に侵略した国をこれらの組織に加盟している国が制裁するという集団安全保障を規定しています。
イについて、パリ条約では、国際紛争の解決を目的とした戦争を禁止しています。
この肢は、誤りです。
イについて、パリ条約では、国際紛争の解決を目的とした戦争を禁止しています。
集団安全保障や不戦条約は、日本においても重要な問題テーマです。
仕組みや内容について、一読しておくとよいでしょう。
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03
勢力均衡と集団安全保障の違いを整理しましょう。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢ではありません。
適切な選択肢です。ア:国際連盟や国際連合は集団安全保障で、他国に侵略した国をこれらの組織に加盟している国が制裁を行います。イ:パリ条約には国際紛争の解決のために戦争に訴えることを禁止しています。
適切な選択肢ではありません。
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