大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問43 (公共,政治・経済(第4問) 問3)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問43(公共,政治・経済(第4問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

「政治・経済」の授業でデジタル技術によるイノベーションについて関心をもった生徒Xと生徒Yは、デジタル技術の活用例について調べ、次のメモを作成した。これに関して、後の問いに答えよ。

デジタル技術によるイノベーション
具体的な分野の例
◆金融分野
(a)フィンテックを通じた新たな金融取引の創出
・目的:(b)企業の資金調達(c)個人の資産運用を活性化する
・活用事例:クラウドファンディングによる資金調達の効率化、小口投資アプリによる資産運用手段の多様化
・課題:金融に関連する情報の真偽を正しく判断し、活用する能力である金融リテラシーの向上

◆公共交通分野
(d)労働力不足の下での新たな公共交通の実現
・目的:デジタル技術の活用により公共交通の利便性を高める
・活用事例:キャッシュレス決済、鉄道やバスの位置情報案内、GPS(位置情報システム)を活用した新たな輸送形態
・課題:鉄道会社やバス会社のデジタル技術の活用に対する(e)地方公共団体による支援

今後の学習に向けて
・デジタル技術の活用について、(f)政府がどのような仕組みで政策を策定し実施しているのかを調べる
・医療分野や農業分野など、ほかの分野でのデジタル技術の活用可能性を構想する

下線部(c)に関連して、生徒Xは、家族Jと家計の資産運用について話し合っている。次の会話文中の空欄( ア )に当てはまる記述と空欄( イ )に当てはまる金額の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

X:「貯蓄から投資へ」という話を新聞で読んだよ。
J:現金や預金の形で保有されている家計の金融資産を株式や債券で運用してはどうか、という話だね。市場の金利を引き下げる金融政策がなされてきたことが背景にあるよ。ただ、日本では、市中銀行への預金は( ア )から、投資に比べてリスクが小さいため、貯蓄も悪くはないよね。
X:資産運用のリスクとリターンのバランスを考える必要があるんだね。じゃあ、余裕資金を年間の利回り10%で運用するケースを考えてみようよ。株式の利回りは株価と配当金の額から計算できるけど、債券の場合はどうかな。
J:すでに市場に出回っている債券なら、発行時に定められた利率が年1.2%で満期が1年後の場合は、額面価格100万円の債券を( イ )で購入すれば、1年後には10%の利回りが得られるよね。

( ア )に当てはまる記述
a  貸金業法によって、上限金利が定められている
b  預金保険制度によって、1,000万円までの預金元本とその利息が保証されている

( イ )に当てはまる金額
c  92万円
d  108万円
  • ア ― a  イ ― c
  • ア ― a  イ ― d
  • ア ― b  イ ― c
  • ア ― b  イ ― d

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説

まだ、解説がありません。