大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問6 (公共,倫理(第3問) 問6)
問題文
場面3 翌日、生徒Aと生徒Bが学校で次の会話を交わした。
A:ここ数日のことを振り返ってみると、そもそも幸せは自分一人の生き方だけに関わるものではないかもしれないと思うようになってきたよ。
B:確かに、人は社会の中でしか生きられないわけだから、(f)社会や政治との関係でも幸福というものを考えないといけないのか。
A:それに、他人が幸せなのを見て自分も幸せになることがあるんだから、幸福の問題は(g)自分と他人との関係とも切り離せないよ。
B:なるほど、そういうことは考えてなかったけど、そのとおりかもしれない。それに、幸福とは何かを考えるためには、その反対の不幸ということも一緒に考えるべきかもしれないよ。
A:確かに、抑圧されて自由を失っている人は、他人からすれば不幸に見えるけれども、そうした状況が当たり前になっていると、本人がそのことに疑問を抱かず、自分の不幸に気付かないこともありそうだ。そうなると、そもそも何が本当の幸福なのか本人にもわからなくなるかもしれない。
B:そんなことにならないよう、幸福や不幸について考えるときには、(h)人間の生き方やあり方に影響を与えるものについても考えるべきだよ。世の中にはそうしたものがたくさん存在しているからね。やはり、幸福はいろいろな意味で自己完結したものではないということかな。
下線部(f)に関して、後の文章は、理想的な社会を考えた人々とその思想や活動についての説明である。それぞれの文章中の空欄( a )~( b )には人名が、空欄( あ )~( え )には語句が入る。ただし、次の語群からそれぞれを選んで空欄を埋めようとしたとき、適当な人名・語句が入り、その人物の思想や行動の説明として正しい文章となるものは、一つしかない。正しい文章として完成するものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
[語群(人名)]
ピュタゴラス
エラスムス
オーウェン
サン=モン
トマス・モア
プロタゴラス
ホッブズ
マルクス
[語群(語句)]
協同組合運動
貨幣
計画経済
私有財産
商業
正義
工業
余暇
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問題
大学入学共通テスト(公民)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問6(公共,倫理(第3問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
場面3 翌日、生徒Aと生徒Bが学校で次の会話を交わした。
A:ここ数日のことを振り返ってみると、そもそも幸せは自分一人の生き方だけに関わるものではないかもしれないと思うようになってきたよ。
B:確かに、人は社会の中でしか生きられないわけだから、(f)社会や政治との関係でも幸福というものを考えないといけないのか。
A:それに、他人が幸せなのを見て自分も幸せになることがあるんだから、幸福の問題は(g)自分と他人との関係とも切り離せないよ。
B:なるほど、そういうことは考えてなかったけど、そのとおりかもしれない。それに、幸福とは何かを考えるためには、その反対の不幸ということも一緒に考えるべきかもしれないよ。
A:確かに、抑圧されて自由を失っている人は、他人からすれば不幸に見えるけれども、そうした状況が当たり前になっていると、本人がそのことに疑問を抱かず、自分の不幸に気付かないこともありそうだ。そうなると、そもそも何が本当の幸福なのか本人にもわからなくなるかもしれない。
B:そんなことにならないよう、幸福や不幸について考えるときには、(h)人間の生き方やあり方に影響を与えるものについても考えるべきだよ。世の中にはそうしたものがたくさん存在しているからね。やはり、幸福はいろいろな意味で自己完結したものではないということかな。
下線部(f)に関して、後の文章は、理想的な社会を考えた人々とその思想や活動についての説明である。それぞれの文章中の空欄( a )~( b )には人名が、空欄( あ )~( え )には語句が入る。ただし、次の語群からそれぞれを選んで空欄を埋めようとしたとき、適当な人名・語句が入り、その人物の思想や行動の説明として正しい文章となるものは、一つしかない。正しい文章として完成するものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
[語群(人名)]
ピュタゴラス
エラスムス
オーウェン
サン=モン
トマス・モア
プロタゴラス
ホッブズ
マルクス
[語群(語句)]
協同組合運動
貨幣
計画経済
私有財産
商業
正義
工業
余暇
- ( a )は、理想的な国家体制を統治者・防衛者・生産者の三つの階層から成るものとして構想した。統治者は、善のイデアを学んだ哲学者であり、その認識をもとに哲学者は( あ )を国家のうちに実現する。
- ( b )は、富こそ人々を傲慢にして社会の諸悪を生み出すと考えた。そしてその著書『ユートピア』で、( い )制が採用された国こそ最善の政体であり、人々の幸福が実現していると語る人物を登場させた。
- ( c )は、人間の基本的な欲望を肯定しながら、貧富の差なく人々が共に生活をすることで幸福が増大すると主張した。彼がファランジュと名付けたこの協同体は、( う )を基盤としたものであった。
- ( d )は、工場経営の経験をもとに、人間は環境の産物と考え、子どもの教育を重視し、自らが理想とする共同生活の村をアメリカに作った。その試みは失敗に終わったが、彼の思想の影響で( え )が盛んになった。
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この過去問の解説 (1件)
01
理想的な社会を考えた人々とその思想や活動についての知識を問われている問題です。
不適当です。
理想的な国家体制を
統治者・防衛者・生産者の三つの階層から成るものとして構想したのは、
古代ギリシアの哲学者aプラトンです。
しかし、語群にプラトンはありません。
プラトンは「統治者は、善のイデアを学んだ哲学者であり、
その認識をもとに哲学者はあ正義を国家のうちに実現する。」と説きました。
不適当です。
『ユートピア』の著者は、イギリスの思想家bトマス・モアです。
ユートピアではい共有制が採用され 私有財産は禁止されました。
しかし、語群に共有はありません。
不適当です。
ファランジュを提唱したのは、フランスの思想家cシャルル・フーリエです。
しかし語群にフーリエはありません。
彼がファランジュと名付けたこの協同体は、う農業・工業を基盤としたものでした。
しかし語群に農業はありません。
適当です。
工場経営の経験をもとに、
自らが理想とする共同生活の村「ニュー・ハーモニー村」をアメリカに作ったのは、
協同組合の基礎を作ったdオーウェンです。
彼の思想の影響でえ協同組合運動が盛んになりました。
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