大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問5 (<旧課程>現代社会(第1問) 問5)
問題文
【安全保障政策の違憲審査】
国の安全保障政策に対して、e 裁判所はどのようなf 違憲審査をすることができるのか?
下線部eに関して、日本国憲法における裁判官についての記述として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(公民)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問5(<旧課程>現代社会(第1問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
【安全保障政策の違憲審査】
国の安全保障政策に対して、e 裁判所はどのようなf 違憲審査をすることができるのか?
下線部eに関して、日本国憲法における裁判官についての記述として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
- 罷免の訴追を受けた裁判官を裁判する弾劾裁判所は、最高裁判所に設けられている。
- 裁判官は、心身の故障のために職務を果たすことができないと国会で議決されたとき、罷免される。
- 最高裁判所の裁判官のうち、長官以外の裁判官を任命する権限は、最高裁判所の長官が有している。
- すべての裁判官は独立してその職権を行うという、裁判官の独立が保障されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
裁判官に関する問いです。
適切な選択肢ではありません。弾劾裁判所は「最高裁判所」ではなく、「国会」に設けられています(憲法64条)。
適切な選択肢ではありません。裁判官は国会で罷免の決議はできません。
適切な選択肢ではありません。最高裁判所長官以外の裁判官の任命は「最高裁判所の長官」ではなく、内閣です(憲法79条1項)。
適切な選択肢です。
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02
日本の司法制度に関する問題です。各選択肢を見ていき、基本となる部分を簡単におさらいしていきましょう。
間違った文章です。
裁判官を裁判する弾劾裁判所は、国会に設けられています。国会議員が非行のあった裁判官に対して行うものです。
また弾劾裁判所は、衆議院と参議院から各7名で構成されています。
間違った文章です。
裁判官が心身の故障のために罷免されるかどうかは、国会の議決ではなく裁判で決定されます。
ここで、裁判官の独立と身分保障に関して、簡単におさらいしておきます。
➀裁判官の独立…すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される(憲法第76条)
➁裁判官の身分保障
・所得保障…在任中に不当に減額されることがない
・定年…任期や定年が明確にあることで職を奪われることがない
・罷免…心身の故障、公の弾劾、国民審査、この3つ以外で辞めさせられることがない
間違った文章です。
最高裁判所の裁判官は、長官以外は内閣が任命し、天皇が認証します。
また、最高裁判所長官は内閣が指名し、天皇が任命します。
正しい文章です。
裁判官の独立に関しては割と広く知られているため、今回の問題は割と選択肢を選び易かったのではないでしょうか。
中学校で習うような内容に関しては、どの教科書でも広く扱われていますので必ず押えておきましょう。
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03
日本国憲法における裁判官についての知識が問われている問題です。
不適当
弾劾裁判所は、国会に設けられている独立機関です。
不適当
国会ではなく、裁判により決定された場合に罷免されます。
不適当
最高裁判所の長官ではなく、内閣が有しています。
適当
裁判官の独立とは、他のあらゆる権力からの干渉を受けず、
良心と法に基づいて判断することをいいます。
日本国憲法における裁判官について、任命と罷免の仕組みや権限を理解しておきましょう。
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