大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問16 (<旧課程>現代社会(第3問) 問1)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問16(<旧課程>現代社会(第3問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

高校生のモリタさんは、間もなく定年退職する現代社会の先生と放課後に話をした。次の問いに答えよ。

先生は、「今まで仕事が忙しかったけど、これからは健康に気を付けようと思っているんだ」と話した。次の表は、55歳以上の人々が、自らの健康を維持するため、日常的に心掛けていることについて調査した結果を、性・年齢階級別、世帯類型別に示したものである。表から読み取れることとして最も適当なものを、回答選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • 「地域の活動に参加する」、「気持ちをなるべく明るくもつ」、「趣味をもつ」という回答割合は、性・年齢階級別に見ると、男性と女性のいずれも「65~74歳」が最も高い。
  • いずれの年齢階級においても、男性より女性の方が回答割合が高いのは、「気持ちをなるべく明るくもつ」の1項目にとどまる。
  • いずれの世帯類型においても、回答割合が高い上位3つの選択肢は、「休養や睡眠を十分にとる」、「栄養のバランスのとれた食事をとる」、「健康診査などを定期的に受ける」である。
  • 「その他の世帯」を除いて、世帯類型別に見た場合に、「単身世帯」の回答割合は、すべての項目で最も低い。

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この過去問の解説 (2件)

01

表と選択肢をよく見比べれば解ける問題です。
落ち着いて答えましょう。

選択肢1. 「地域の活動に参加する」、「気持ちをなるべく明るくもつ」、「趣味をもつ」という回答割合は、性・年齢階級別に見ると、男性と女性のいずれも「65~74歳」が最も高い。

不適当です。
 

女性についてはその通りですが、男性については 「地域の活動に参加する」

「気持ちをなるべく明るくもつ」の回答割合は、「65~74歳」が最も高くなっていません。

選択肢2. いずれの年齢階級においても、男性より女性の方が回答割合が高いのは、「気持ちをなるべく明るくもつ」の1項目にとどまる。

不適当です。
 

「栄養のバランスのとれた食事をとる」も、

男性より女性の方が回答割合が高くなっています。

選択肢3. いずれの世帯類型においても、回答割合が高い上位3つの選択肢は、「休養や睡眠を十分にとる」、「栄養のバランスのとれた食事をとる」、「健康診査などを定期的に受ける」である。

不適当です。
 

単身世帯以外はその通りですが、単身世帯の回答割合が高い上位3つの選択肢は、

「休養や睡眠を十分にとる」、「栄養のバランスのとれた食事をとる」、

「散歩やスポーツをする」です。

選択肢4. 「その他の世帯」を除いて、世帯類型別に見た場合に、「単身世帯」の回答割合は、すべての項目で最も低い。

適当です。
 

その通りです。

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02

今問題では表を正しく読み取る力が必要になります。

選択肢1. 「地域の活動に参加する」、「気持ちをなるべく明るくもつ」、「趣味をもつ」という回答割合は、性・年齢階級別に見ると、男性と女性のいずれも「65~74歳」が最も高い。

不適切

 

「地域の活動に参加する」、「気持ちをなるべく明るくもつ」において男性65~74歳の割合より75歳の割合の方が高いため、不適切になります。

 

 

選択肢2. いずれの年齢階級においても、男性より女性の方が回答割合が高いのは、「気持ちをなるべく明るくもつ」の1項目にとどまる。

不適切

 

「栄養のバランスのとれた食事をとる」の項目においても男性より女性の方が回答割合が高いため、不適切になります。

 

 

選択肢3. いずれの世帯類型においても、回答割合が高い上位3つの選択肢は、「休養や睡眠を十分にとる」、「栄養のバランスのとれた食事をとる」、「健康診査などを定期的に受ける」である。

不適切

 

単身世帯の「健康診査などを定期的に受ける」の割合が45.7%に対して、「散歩やスポーツをする」の割合が46.7%であるため、不適切になります。

選択肢4. 「その他の世帯」を除いて、世帯類型別に見た場合に、「単身世帯」の回答割合は、すべての項目で最も低い。

適切

 

「その他の世帯」を除いて、世帯類型別に見た場合に、「単身世帯」の回答割合は、すべての項目で最も低いため、適切になります。

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