大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問83 (<旧課程>政治・経済(第3問) 問4)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問83(<旧課程>政治・経済(第3問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

次のノートは、生徒Xが、生徒Yと一緒に「政治・経済」の授業を振り返りながら、学習したことをまとめたものの一部である。これに関して、後の問いに答えよ。

〇ある国のa 経済が発展する過程で、企業がb 政府の政策的な支援を受けることがある。
〇政府のc 財政基盤は、個人や法人の所得に課される税金、財・サービスなどを購入した場合に課される税金、d 貿易に課される税金、e 公債金などである。政府はそれらを使って、経済活動の活性化や個人間・地域間のf 経済格差の是正に努めている。
g 公共財h 公共サービスを供給することも、政府の重要な活動である。

下線部dに関連して、生徒Xは、海外で模造(コピー)された日本のアニメ作品のキャラクター商品に対する国内販売差止めのニュースに関心をもち、関連する多角的貿易交渉(ラウンド)について調べた。知的財産権の保護が主な交渉内容となり、またWTO(世界貿易機関)の設立が合意されたラウンドの名称として正しいものを、次の回答選択肢のうちから一つ選べ。
  • ドーハ・ラウンド
  • 東京ラウンド
  • ウルグアイ・ラウンド
  • ケネディ・ラウンド

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この過去問の解説 (3件)

01

ラウンド名と何を合意したのかを結びつけて覚えているかが問われています。

選択肢1. ドーハ・ラウンド

不適当です。

2001年にカタール・ドーハで行われたラウンドです。

国際貿易ルールの強化が目的となっています。

選択肢2. 東京ラウンド

不適当です。

1973年から1979年にかけて行われました。

非関税障壁のルール化に踏み込んだ点が特徴です。

選択肢3. ウルグアイ・ラウンド

正答です。

選択肢4. ケネディ・ラウンド

不適当です。

1964年から1967年にかけ、関税大幅削減やアンチダンピング、交渉多角化が議論されました。

まとめ

貿易ルール、交渉について時系列的にさらっておくといいと思います。

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02

GATTのラウンド交渉に関する問題です。

選択肢1. ドーハ・ラウンド

適切な選択肢ではありません。1995年に関税と貿易に関する一般協定(GATT)から世界貿易機関(WTO)に衣替えしました。2001年からドーハ・ラウンドが開始しましたが、加盟国、地域が多過ぎて合意することが困難になり、合意を2011年に断念しています。

選択肢2. 東京ラウンド

適切な選択肢ではありません。1970年代に行われ、非関税障壁を引き下げています。

選択肢3. ウルグアイ・ラウンド

適切な選択肢です。

選択肢4. ケネディ・ラウンド

適切な選択肢ではありません。1960年代に行われ、鉱工業の関税を引き下げています。

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03

多角的貿易交渉(ラウンド)についての知識が問われている問題です。

 

選択肢1. ドーハ・ラウンド

誤り

ドーハ・ラウンドは、貿易障壁をとり除くことを目的としてWTO(世界貿易機関)が主催する多角的貿易交渉のことです。

農産物の関税や補助金、工業製品の関税などが主な論点となっています。

選択肢2. 東京ラウンド

誤り

東京ラウンドは、1973年から1979年にかけて行われた関税および貿易に関する一般協定の第7回目の多角的貿易交渉のことです。

GATTとして初めて本格的に非関税措置の軽減に取り組みました。

選択肢3. ウルグアイ・ラウンド

正しい

ウルグアイ・ラウンドは、世界貿易上の障壁をなくし、貿易の自由化や多角的貿易を促進するために行われた多国間通商交渉のことです。

知的財産権の保護は、TRIPS協定を通じて行われました

選択肢4. ケネディ・ラウンド

誤り

ケネディ・ラウンドは、1964年から1967年にかけて行われた関税および貿易に関する一般協定の多角的貿易交渉のことです。

関税引下げについて一括方式を採用しました。

まとめ

多角的貿易交渉(ラウンド)について、ラウンド名や内容、WTOとGATTの違いなどを理解しておきましょう。

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